
高校生のとき、旧軽井沢のガラス雑貨屋さんでイヤリングを買いました。
青く透き通るブドウのデザイン。
ガラスの粒をつないだ簡単な細工ながら、大変なお気に入りでした。
片方はまもなく紛失。
今ならもう片方をネックレスに作り変えたりするのでしょうが、当時はなすすべもなく
ただ手のひらにのせて眺めるだけ。
それがいつしかばらばらになり、ひと粒またひと粒とどこかへいって
手元に残っているのがこの3粒です。
遠い昔から憧れてやまない美しいものたちと
今もいつもともにある喜び。
この小さな青い明かりが、これからも私の道を照らしてくれるのだと思います。